今回のタイトルはかの有名な福沢諭吉の著書「学問のすゝめ」をもじってみました。
みんなは福沢諭吉は知ってるかな?
ぼくのご主人と同じにんげんだよね!
そうだね。その通りだね。
(フフフ。さすがに犬だから知らないか。クロの方もまぁ良くて「一万円の人」と答えられるくらいかな)
俺たちが犬だから「一万円の人」という回答でも期待しているのか?
福沢諭吉は幕末から明治初期に活躍した思想家であり教育者だ。最初は長崎で蘭学を学ぶも、外国人の多い横浜を訪れたとき、英語ばかりでオランダ語が通じず悔しくなってアメリカに留学。日本に帰国後「慶應義塾」を創設。後の慶応義塾大だな。「学問のすゝめ」はかの有名な文言「天は人の上に人をつくらず、人の下にひとをつくらず」で始まる福沢諭吉のベストセラー本だな。
ちなみにタイトルの文言も、「学問のすゝめ」の中で述べられている言葉だ。しんりやも新しい知識を得たから晒したくなったのだろう。
君のような勘のいい犬は嫌いだよ!
そういうわけで、今回は読書の大切さについて解説するぞ。
一番の自己投資って?
近年、「自己投資」という言葉をよく耳にしますが、どういった意味かご存知ですか?簡単に言えば自分を成長させるために何にお金を掛けるか、ということですね。
自己投資と聞くと、何かのセミナーや講座、研修会のように講義形式で学ぶことをイメージしやすいかもしれません。セミナーや研修会も確かに有益です。でも、なかなか良いお値段なものが多いですよね。興味のある領域のセミナーがあるけど高過ぎて申し込むか迷うという方。もっと身近で手軽で格安に学ぶことができる方法があるのです。
それが読書です。
今回は読書のメリットを挙げていきたいと思います。
1.いつでも実施できる
本さえあればいつでもどこで実施できる手軽さがあります。セミナーのように指定された時間、場所にいく必要はありません(最近はオンラインも増えていますが)。本屋や図書館に行けばいつでも、好きなものを選んで読むことができ、好きな時に読み返すことができます。
2.割安
セミナーや講座は1万円~数十万円など比較的割高なものが多いです。多くの本は高くても1万円以内で買うことができます。図書館で借りることができれば無料です。
3.ものごとの捉え方が広がる
読書は専門知識を学べるだけではなりません。様々な人の思想や考えを知ることもできます。人の考えを知ることで、自分の中の凝り固まった思考を修正するきっかけになります。本の中の何気ない一言(作者も意図してない)が、あなたの人生や仕事の道が開くきっかけになるかもしれません。
4.語彙力がつく
人間はコミュニケーションの生き物です。自分が何を考え、何をしたいかを他人に伝える能力は、人間社会ではとても大切になります。本には様々な表現方法が記載されています。自分にしっくりくる表現方法を見つけることで、より良いコミュニケーション能力をを身に付けることができます。
5.理解力が高まる
コミュニケーションのためには相手が何を言わんとしているかを理解しなければなりません。読書をすることでその力を引き上げることができます。読書はつまり、本を通して作者の考えを理解することです。このような本とのやり取りが、実際の人間関係のやり取りにも反映されます。
まずは読書から始めてみよう
自分の専門外の領域やまだよく知らないことで興味のあることが出てくれば、いきなりセミナーや講座に申し込むよりも、まずはその分野に関する読書から初めて基礎知識を得ることをおすすめします。高額なセミナーや講座の費用を支払ったにも関わらず、あまりその分野への関心が深まらず、結局諦めることになればすごくもったいないですよね。まずは本から始めることで、コストを抑えることもできますし、関心が深まらなくてもさして痛手にはなりません。
基本的にセミナーや講座は、ある程度その分野の知識を持っている状態で参加した方が学習効率が良いと思っています。初めての分野の基礎知識は、やはり本がベストでしょう。
最近は電子書籍化も進み、自宅でスマホをポチっとするだけで本が手に入る時代になりました。手軽さに磨きが掛かっていますね。自分にさらに磨きをかけたい方は是非本に手を伸ばしてみましょう。
SAIKOROは普段どんな本を読むんだ?
心理学の領域はもちろんやその関連分野が多いかな。専門書からライトな文庫本まで幅広く読んでいるよ。何を読むか迷っている人は、自分が携わっている領域の本やその関連分野の本から読み始めることをおすすめします。
じゃあぼくは牛の本。牛肉が好きだからね!
今度見つけたら買ってきてあげるよ。