生活習慣

その不調スマホが原因!?:デジタルデトックスのすゝめ

SAIKORO

現代は情報化社会と言われるほど、たくさんの情報で溢れています。情報を素早く入手できるようになった反面、情報過多による精神的な疲労や不調を感じやすくなこともあります。そういった方には、デジタルデトックスをおすすめします。

コロ

でとっくすってなに?

SAIKORO

これから解説していくよー。

デジタルデトックスとは?

 デジタルデトックスとは、スマホやPC、テレビなどから距離を置く期間を設けることを言います。近年、スマホやインターネットの普及に伴い、欲しい情報がすぐに手に入るようになってきました。反面、不愉快な情報や好ましくない内容の情報をもすぐに入ってきます。とりわけ、2020年度はテレビでもネットでも新型コロナウィルスの話題で持ちきりでなり、辟易している人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 こういった、嫌な情報に触れることによる精神的なストレスの高まることを防ぐためには、情報源のもとを一時的に遮断することが一番です。情報をコントロールすることで、精神的な健康を保つことにもつながります

デジタルデバイスに触れ続ける影響

ストレスを増やす可能性がある

 今やネット環境が無い生活は考えられないほど浸透していますが、アメリカの研究では、成人の5分の1は、メールやネット情報、ソーシャルメディアがストレスの原因となっていると示しました。

睡眠に悪影響となりやすい

 ある研究では、就寝前のスマホ等のデバイスの使用が、子供の睡眠時間の低下を招き、著しく悪影響であることを示しました。また、夜間のデバイスのしようと肥満の関連も示唆しています。

 別の研究では、ベッドに入ってからスマホ等を利用してソーシャルメディアをチェックする行為が、不安や不眠症、睡眠時間の低下などを招くという結果を示しています。

ワーク/ライフバランスを崩す可能性がある

 休日に仕事関係のメールをチェックしたりソーシャルメディアを閲覧する行為は、ライフバランスに影響する可能性があります。

 ある研究では、イータネットの利用が、仕事の満足度やストレス、過労に影響を与えていることが示唆されました。ネットを通して仕事ができる環境は便利である反面、プライベートと仕事の線引きが難しくなる面もあると考えられます。

人との比較の影響を受ける

 InstagramやFacebookの投稿を見ていると、他の人はとても充実した生活を送っているように見えるかもしれません。そういった投稿を眺めているうちに、知らず知らずのうちに人と自分を比較してしまいやすくなります。

 他人との比較は、多くの場合、自分を悪い方向に考えてしまいます。SNSなどの繋がりからデトックスすることは、人と比較することなく、自分自身の人生で重要なこと焦点を当てる良い機会になると思います。

情報収集が手段ではなく目的となってしまう

 あなたがスマホを見る理由は何ですか?暇な時間にただ情報を眺めることが目的になっていませんか?みんなが知っている情報を自分だけが知らないことに不安を感じたりしていませんか?

 情報収集は何かを成し遂げるための手段であって目的ではありません。目的もなく、ただ焦燥感に駆られて情報を集める必要はありません。

デジタルデトックスを必要な兆候

  • スマホを見れない時間に不安やストレスを感じる
  • 数分ごとにスマホをチェックしないと気が済まない
  • ソーシャルメディアを長時間チェックした後、落ち込んだり、不安になったり、イライラする
  • 投稿コメントの数や共有数が気になってついつい眺めてしまう
  • チェックし続けなければ、何かを見逃すのではないかと不安を感じる
  • 深夜までスマホを眺めている、あるいは、早起きしてスマホをチェックしている
  • スマホをチェックしないと、別の作業に集中できない

 当てはまる項目が多ければ多いほど、デジタルデトックスが必要になるかもしれません。

デジタルデトックスの方法3選

 デジタルデトックスとなると、完全にスマホやネット環境から切り離して生活しないといけないのかと思うかもしれませんが、そうではありません。要は、適度な距離感を持って情報端末を使いこなそうという考え方です。以下に、デジタルデトックスに向けた対処法を3つご紹介しておきます。

1.現実の生活の中でできることに目を向ける

 オンラインで他人の生活を覗き見たり、必要のない情報を収集するよりも、自分の生活圏内でできることを見つけましょう。図書館に行ったり、運動をしたり、読書をしたり。現実の中できることはたくさんあります。

 スマホを使うと便利で効率的かもしれませんが、時間に余裕のあるときは効率よりも、行動を起こすことに目を向けてみてください。

2.時間を制限する

 ネット環境を完全に立つことは難しいかもしれませんので、今より触れる時間を減らすことを考えてみましょう。例えば、

  • ご飯を食べているときや、他の人と食事をしているとき
  • 目が覚めたときや寝るとき
  • 趣味や何かの作業に取り組んでいるとき
  • 友人や家族と過ごすとき

 ある研究では、ソーシャルメディアの利用を1日30分ほどに制限することで、孤独や抑うつ感情を減少させ、幸福感を高めるという結果が示されています。特に就寝前のスマホの利用は、睡眠リズムに悪影響が出やすいです。就寝前は、スマホの代わりに本や雑誌を読む機会を作ってみましょう。

3.暇つぶしのアプリを削除する

 Facebook、Instagram、Twitter、ゲームアプリや、ニュースアプリなど暇つぶしのためにダウンロードしているアプリはありませんか?何の生産性もないアプリは削除するか、通知をオフにしておくようにしましょう。

SAIKORO

スマホがあると、暇な時はどうしてもネットサーフィンをしてしまうかもしれません。そういう時間をできるだけ、減らして有意義な時間を作れると良いですね。

コロ

じゃあこのサイトも見てもらえなくなるね!

SAIKORO

あっ・・・。

クロ

ネット空間の中で、ネットの有害性を書くのも何とも皮肉な話だな。

SAIKORO

・・・。

皆さん!このサイトは有益ですので、スマホを眺めるときは是非当ブログへどうぞ!