「どうして自分は…」が口癖になってない？ちょっぴり自分に優しくなれる考え方

1．ミスを減らすために、ミスした自分に優しくよう

　仕事でミスをした時、自分を責め過ぎていませんか。自分を責めると、自信はどんどん失っていきます。自信が無くなると、自分のしていることが信じられなくなり、さらにミスが増えやすくなります。

　反対に、自分のミスに寛容になれれば、プレッシャーも軽くなってミスを繰り返すことも減るでしょう。さらに、自分に優しくなることで、ミスをした理由を考える余裕が生まれやすくなります。

　誰だってミスをすることはあります。いつも完璧に仕事をこなすあの人も、常に良い成績をこなす優秀なあの人もあなたの知らないどこかで必ずミスをしているのです。

　次にミスをした時は、それは普通のことで誰でもミスはするものだという考えを忘れないでください。

2．長所に意識を集中させる

　一つのものごとに集中すれば、そこから道は開かれます。人は長所を何度も褒められれば、その部分は磨きがかかるし、粗探しをすれば、いくらでも見つかります。

　悪いところばかりに目を向けすぎていませんか？自分の長所に意識を集中させてさらに磨いていきましょう。一点突破できる力が、未来を切り開いてくれるかもしれません。

3．自分の責任でないことは引き受ける義務はない

　あなたの職場に、こちらが嫌でも自分の仕事を押し付けてくる同僚や上司はいませんか？いやいやながら引き受けても、何か相手の犠牲になったように感じてイライラしませんか？

　こういう人と接するときは、はっきりと断りましょう。相手の要求をはっきりと断ることに疑問を感じる必要はありません。

４．相手の機嫌を取るために、自分が不愉快な思いをする必要はない

　嫌なこと言ってくる人はどこにでもいるものです。こういう人は攻撃しやすい人を見つけると、優越感に浸りたいがために、その人をけなそうとする傾向にあります。

　こういう人とはできる限り避けるようにしましょう。上手く言い返して寄ろうなどと考える必要はありません。適当に相槌でも打って受け流し、自分のことに集中しましょう。相手の優越感のために、あなたの自尊心を犠牲にする必要はありません。

5．業績や地位のある人が、自分より価値のある人間だという根拠は無い

　地位や名誉、財産で人を判断しないようにしましょう。こういった人たちのすべてが自分より優れているとは限りません。もろ手を挙げて敬う必要はありませんし、信用する必要もありません。自分自身の価値観を大事にしていきましょう。

6．失敗は成功の素

　失敗しない人間はいません。私たちは生まれてきてから数えきれない失敗を繰り返してきました。ときには、そのせいでひどく落ち込むこともあったでしょう。

　しかし、どんなに落ち込んでも忘れてはならないことがあります。それは、失敗は学びを得るためには不可欠であることです。失敗から重要な事を学ぶ機会はたくさんあります。失敗することで、間違った解決策が消え、正しい解決方法に近づいていくからです。

　たくさん失敗してたくさん学びましょう。そうすれば、色々なスキルが獲得できて成功の可能性も高くなるでしょう。

7．間違いを受け入れる

　自分を責める気持ちに苦しめられたくないがために、自分の間違いや失敗した事実を認めたくないときはありませんか？

　ミスや失敗は大なり小なり自分の気持ちを傷つけます。そういった感情から逃れるために、自分が正しいと思い込むのはやめましょう。そんなに肩ひじ張る必要はありません。間違っていたら堂々と認め謝りましょう。

　間違いを犯すと言うことは人間的に劣っているということではなく、とても人間的なことです。また、自分が犯した間違いを認められるということは、人間的に成熟している証でもあります。

8．ポジティブな言葉かけが自尊心を高める

　「自分は馬鹿だ」、「ダメな人間だ」、「この程度しかできないのか」と考えたり口に出して言うことは避けるようにしましょう。自分をけなす言葉は、自分の短所ばかりを強調し、自分の長所に目を向けにくくさせてしまいます。

　自分い向ける言葉はできるだけポジティブな言葉かけにしていきましょう。完璧な人間はいません。悪いところに目を向けるだけでは、建設的な思考は生まれ難くなります。あなたに責任が無くても、あなたを責めてくる人はいます。でも、その人たちと一緒になって自分自身を責める必要はありません。