生活習慣

新年度から始めてみよう!自信をつける方法5選!

SAIKORO

今回は、自信のつけ方について解説していきたいと思います。自分に自信が持てない方やもっと自信をつけたい方の参考になれば幸いです。

自信を持つメリット

 自信とは自分の能力や資質、判断に対する信頼感であると定義されます。自信を持つことは、心身の健康や人生の充実感を引き上げるために重要な要素になってきます。自信を持つことで、家庭や職場、人間関係の中で様々なメリットを得ることができます。

 まずは、自信を持つことで得られる有意義な影響についていくつか見てみましょう。

新しいことに挑戦しやすくなる

 自分を信じることができると、新しいことに挑戦する意欲が高まります。そして、新たな知識や経験を取り入れることで、雪だるま式に自信を高めていくことが可能となります。

パフォーマンスの向上

 自分に自信を持っている時は、周囲の目を気にせず、目の前の課題に集中して取り組むことができます。自信がない時は、どうしても周りの評価を気にしてしまい、集中力が分散されてしまいます。スポーツにしても、自分の能力に自信がある時は、プレーに集中できますが、自信を失うと指導者や周囲の評価が気になってしまい、集中力を欠きやすくパfp-マンスに影響が出ることがしばしばあります。

立ち直りが早くなる

 自信を持ったり、自分を信じることは、レジリエンスの向上にも繋がります。レジリエンスの向上は、人生の中で直面する様々な課題や逆境を跳ね返す能力を高めることができます。

人間関係に振り回されなくなる

 程よく自信を持つことは、周囲との人間関係も良好に保つ要因になります。それは、自信を持つ人は、自分のニーズや感情を優先するため、自他の境界線を上手に線引きすることができるからです。例えば、職場で同僚や上司から頼まれごとがあったとしても、自信のある人は、自分のキャパシティと現在抱えている仕事量を計算して、応じるか断るか判断できます。自信のない人は、「断ったら相手に嫌われるのではないか」という考えに支配されやすく、多少無理をしてでも引き受けてしまいやすくなるかもしれません。

 また、自信を持つことは、自身の気持ちに影響を与えるだけでなく、他者をよりよく理解する事にも役立ちます。逆に、自分に合わないと思うと、すんなりと距離を取る潔さも身につくでしょう。

 このように、自信を高めることで人生の様々な場面で良い影響を及ぼすことができます。では、自信を高めるためにはどうしたらよいのでしょうか?その方法を見ていきましょう。

自信を高める方法5選

1.自分と他人の比較をやめる

 研究では、自分と他人を比較する人は嫉妬を経験しやすいと示しました。そして、嫉妬の経験が多ければ多いほど、自己肯定感が下がりやすいという結果になったそうです。SNSで充実した生活を送っているように見える友人の投稿、自分より給料をもらっている同僚、自分より良い大学に進学した同級生…、周囲と自分を比べるとみじめな気分になったことはありませんか?このような、財産やスキル、実績、所属先などが気になる時は注意しましょう。他の人が優れているとか、より多く持っていると思ってしまうと、自分自身の肯定感が低下しやすくなります。比較していると気づいたときは、その方法は役に立たないと思い出してください。人生は競争ではありません。

 比較する考えから逃れるための方法をいくつか挙げておきます。

・他人に良いことをする

 自分に自信がある時は、自分と他人を比較したり、自分に足りないものに気が向いたりすることが少なくなりやすいです。他人を助けたり、親切な行いをすることで、気持ちに余裕が出やすくなるかもしれません。

・自分自身の良い部分を数える

 他人の人生を羨ましく思う前に、自分の長所と成功体験を思い出しましょう。他人の生活ではなく、自分の人生に集中できるようになることが大切です。日々の良いことや感謝したことを日記に留めておくことも有効です。

・比較してしまうものを避ける

 自信の周囲に比較してしまう人や対象が有るなら、できるだけ避けるようにしましょう。SNSで他人の生活を羨むのであれば、SNSの使用を控えましょう。比較や嫉妬を生み出す対象とは関わらないようにするのもひとつです。

・肯定的なサポートを求める

 自分を支え、モチベーションを高め、自分の良いところを思い出させてくれる人との関係を育てていくことも重要です。

2.セルフケアをしよう

 心身に無理を強いている場合、自己肯定感を高めることは難しくなります。一方、セルフケアを実践することで、心身にポジティブな気持ちを高めることができ、自信にもつながります。より良く自信を高めるためのセルフケアをいくつか紹介します。

・適切な食生活

 食生活を見直すことは、自信を高めるために重要な要素です。適切な食生活は体に良いエネルギー源となり、健康や活力、ポジティブな気分の向上につながりやすくなります。

・運動

 このブログでは何度も紹介していますが、運動はメンタルヘルス予防にとってとても有効な手段です。自信を高めることにも運動が一役買ってくれます。運動することで、ポジティブな気持ちを持ちやすくなります。

・瞑想

 瞑想は、自己受容や自己認識の助けとなります。また、瞑想に取り組むことで、自信を失わせるような否定的な脳内対話を停止させることができます。

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・睡眠

 質の高い睡眠は、楽観的な捉え方や自尊心など肯定的な性格特性と高い関連性があります。睡眠の質を上げるために、食生活や運動、瞑想などに取り組み体が起きている時間の生活の質を改善していきましょう。

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3.セルフコンパッションの実践

セルフコンパッションとは、自分を思いやることや慈しむといった意味です。失敗や挫折、間違いを犯したとき、人は通常、自分自身についてネガティブなセルフトークを展開しがちです。しかし研究では、自分に厳しくすることがより良い動機づけにはならないことが示唆されています。

何か失敗し時でも、自分を責めるようなセルフトークを避けましょう。逆に、友人や好きな人に声をかける時のような、優しい言葉や励ましの言葉を自分自身にも掛けていきましょう。ユーモアや励ましの言葉を自分自身に掛けてあげることで、ポジティブな気持ちを持ちやすくなります。

4.ポジティブなセルフトークを意識する

 楽観的なセルフトークを展開することで、セルフコンパッションを育み、次の挑戦に繋がりやすくなります。逆に、ネガティブなセルフトークでは、自分の能力を制限し、自信を減らしやすくなります。

 ネガティブなセルフトークをよりポジティブなセルフトークに再構成する方法をみつけましょう。以下にいくつかの例を挙げます。

・「私では無理」、「不可能です」と自分に言い聞かせるのではなく、「私にもできる」、「試しにやってみたらいい」と捉えていく。

・「失敗してしまうんじゃないか」と怯えるのではなく、失敗しても「次はもっとうまくやる」とか、「失敗から学ぶことができた」と言い聞かせてみましょう。

・人前で話すのが「嫌い」や「苦手」と言うのではなく、「好きではない」といった穏やかな言葉に変換し、「誰もが長所と短所を持っている」と考えていきましょう。

5.失敗するリスクに囚われ過ぎず行動する

 気になる人をデートに誘う、昇進のために難しい仕事をこなす、難関資格にチャレンジする等々、何し遂げる自信が高まるまでチャレンジすることを先延ばしした経験はありませんか?自信を得るために必要なことはまずは行動することです。失敗した時のリスクや恐怖をある程度許容し、行動に移すことが大切です。

 もちろん、準備や練習はしっかりおこないましょう。スポーツで結果を残すにしても、プレゼンを上手くこなしていくにしても練習が大事です。しかし、100%の自信を持つまで待ってはいけません。準備はしっかりとしつつ、リスクを恐れず行動を起こしていきましょう。

クロ

自信をつけるためには、心身の健康を保ち、自分へのポジティブな声掛け、時には思い切った行動が大切になるってことだな。

SAIKORO

そうだね。特に、特に失敗した時にネガティブなセルフトークになりやすい人は多いと思うけど、そんな時こそセルフコンパッションの意識を大切にするのは重要なことだね。

クロ

反省はしても非難はするなってことだな。ただ、セルフコンパッションを高めるっていうのは、自分に甘くなるという意味ではなく、反省する部分はしっかり反省して、無駄に自分を卑下する必要はないってことを理解しておく必要はあるな。

SAIKORO

た、確かにそこの線引きは難しいけど、意味の取り違えには気を付けた方が良いね。(僕も気づかなかったことを。この犬、おそるべし!)